非エリートの日常

学歴なし、就職失敗、非正規、ニートも経験した非エリートがそれでも豊かに暮らす為に試行錯誤するブログです。

ブログで稼ぐなら、テーマは3つ以内に絞る必要がある理由

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先日、書店に行って来たのですが、最近は副業をテーマにした雑誌が多いですね。アベノミクス、景気回復などと言っても、まだまだ一部の人だけの話なのかもしれません。

ブログで生活したいブロガーは、まだまだ少ないと思いますが、ブログでお小遣いを稼ぎたい。つまり、ブログを副業として行いたいという方は、どんどん増えているような印象を受けます。

ブログで収入を得る場合、基本的にはアフィリエイトに依存することになると思いますが、やっぱりこれって戦略的にやらないと中々稼げないんですよね。

それぞれのブロガーの目的の違いがあると思いますが、稼ぐことが1番の目的なら、戦略的にアフィリエイトを行っていくべきでしょう。楽しくやって、ついでにお小遣いが欲しいのなら、好きな記事を書いてアドセンスを貼っておく程度でも構わないと思います。

今回は、稼ぐことの優先順位が高い人向けに、ブログテーマを絞ることの重要性についての考察を書いていきたいと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

photo by Marco Cesar Saenz

テーマのハッキリしないブログはユーザーが混乱する

多くの人は、何らかのブログテーマを掲げて、ブログを運営していると思います。アフィリエイトのノウハウでは、「100記事以上書けるものをメインテーマにしろ」とか言われたりもします。

僕の場合はそれがアフィリエイトなのかもしれません。アフィリエイトのことなら特に書く事に困りませんし、知識があるので、少し考えれば別の視点から記事を書いたりも出来ます。

ブログテーマをハッキリさせる理由は、そのテーマに興味のあるユーザーを強烈に囲い込み、リピーターを獲得するためです。

リピーターは、僕たちのブログを定期的に訪問してくれる有難い存在であると同時に、アクセスやアフィリエイトの収益を安定させるためにも欠かせない存在です。

それ程重要なリピーターですが、その獲得に最も効率的な戦略が、ユーザーの興味のある記事を充実させることです。

例えば、ダイエットのブログでダイエットに関する記事が100記事あったとします。それだけの記事があれば、訪問したユーザーが他のダイエット記事にも興味を示す可能性も飛躍的に高まります。

多くの記事を読んでくれるということは、あなたのブログにそれだけの価値を見出しているということでもあります。そういった人たちは、リピーターになってくれる可能性が非常に高いのです。

しかし、いろいろなテーマの記事をふらふらと書き続けると、そういったユーザーの囲い込みに失敗する可能性が高くなってしまいます。

ダイエットに興味があって訪問したユーザーが、他の記事を見た時にガジェットやアフィリエイトのことについてばかり書かれていたらガッカリしますよね?

何でも売っている店というのは非常に便利です。ただ、多くのブログは何を売っているか分からない店止まりになりがちです。

ある程度の質を維持しながら、量も充実させるというのは非常に大変です。

そんな難しいことをするよりも、まずは何が売っているかハッキリとしている専門店を目指した方がユーザーに優しい作りになるはずです。

ターゲット絞ってそれに特化することは、非常に合理的な戦略になります。

メインテーマ、サブテーマで3つ以内に絞るべき

上でメインテーマを絞った方が良いと説明しました。

ただ、メインテーマのみに特化してしまうと、場合によってはターゲットを絞りすぎてしまう場合があります。

ある程度アクセス数を稼ごうと思った場合、それなりの市場規模が必要だからです。

その場合に有効だと考えられるのがサブテーマです。サブテーマはメインテーマの関連テーマであることが理想です。

例えば、メインテーマがアフィリエイトだとします。サブテーマはSEO、WordPressとこんな感じです。

このように、関連しそうなテーマをブログのサブテーマとすることで、相互の循環が比較的スムーズに行われると同時に、新規層の開拓、関連テーマの知識を提供することによる満足度の向上などが図れます。

テーマを絞らないと検索流入からの機会損失が増える

検索エンジンから来てくれるユーザーというのは、非常に貴重な存在です。

彼らはさまざまなキーワードで検索をかけ、ブログに訪問するわけですが、基本的にそのキーワード関連全般に興味があることが推測出来ます。

こういった人たちをどれだけ囲い込めるかは、アフィリエイトの観点からも非常に重要になってきます。

そして、それを効率的に行うには、やはりブログのテーマを絞る必要性が出てくるのです。

いろいろなジャンルの記事を書けば、当然いろいろなキーワードからの検索流入が期待出来ます。ただ、ユーザーがブログを訪れた時に何を思うか?

まずは、幅広いジャンルを扱うことによる検索流入のメリット・デメリットを考えてみます。

メリット

  • さまざまなキーワードからの検索流入が期待出来る
  • 想定外のキーワードから訪問してくれるユーザーが出てくる

デメリット

  • 雑多なジャンルを扱うことで、検索エンジンから何のブログか曖昧だと捉えられる可能性がある
  • 該当記事のみでユーザーが満足出来ない場合、関連記事が充実していない可能性がある
  • 興味のあるテーマがブログのメインで無いことを知ったユーザーがリピーターになることを放棄してしまう可能性がある

さまざまなキーワードからの流入が見込めることで、もしかするとアクセス数の増加が見込めるかもしれません。

しかし、ブログの内容が中途半端では、お互いにメリットは少なくなります。

検索流入は、検索ワードに関心のある人が流れてきますので、そのワードに関連する記事がメインのブログが評価されやすいのは、誰にでも分かることでしょう。

全てのユーザーに満足度の高い情報を提供することは不可能ですが、テーマを絞り、ターゲットを明確にした記事を書き続ければ、質の高いアクセスの割合が増えてくるのは間違いありません。

2種類のリピーター層を意識する必要がある

リピーターには主に2種類が存在すると考えられます。

  • ブロガーである、あなた自身のファン
  • コンテンツ重視のブログのファン

この2つです。

あなた自身のファンであれば何を書いてもそれなりに楽しんで貰えるはずです。芸能人ブログとかがこれに該当するでしょうが、これが1番理想的と言えます。

ただ、一般人のブログの場合、多くは後者のコンテンツに意味を見出している層です。そういった人たちは、あなたではなく、ブログのテーマに興味があるということを忘れてはいけません。

ネタ切れ時に、日常系の記事を書く人も居ますが、これは程々にしないといけません。こういった記事を楽しんでくれるのは、あなたのファンです。

もちろん書かないよりは書いた方良いと思いますが、このようなターゲットの絞り方をした記事は、程々にした方が良いかもしれません。

まとめ

アフィリエイトを至極真っ当に行っていきたいと考えるなら、ユーザーの満足度を高めることで購買を促す必要があります。事実、そのような作りのサイトが最も継続的に収益をあげられる形になっているでしょう。

サイトかブログかという違いはあれど、結局ユーザーの満足度というのは、関心のある内容を提供出来るかに大きく依存します。

そういった意味で、テーマを絞る。つまり、ターゲットを絞ることは、戦略的に非常に重要になってきます。

継続的にブログを更新し続けることを考えると、中々そのような方向で運営していくのは難しいかもしれませんが、基本的な戦略として意識しておくと役に立つでしょう。

それでは失礼します。