右上のアドセンスって実はあんまり意味無いんじゃない?
僕はいろんなブログを見るのが趣味の1つなんですが、その時に右カラム最上段にアドセンス広告を貼っている方が非常に多いように感じます。
アドセンス広告はクリックされないとお金が入らないので、1番目立つ箇所に掲載したい気持ちは痛い程理解出来るのですが、ぶっちゃけこれってクリック率はどうなの?と思ったので、少しいろいろと考えてみました。
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1.ユーザーは広告を無意識に避ける
インターネットの普及と共に、ユーザーのネットリテラシーも急速に高まった現代ですが、インターネット広告は最も無視されやすい広告だということが調査によって明らかにされています。
確かに、私の身近にもアドブロックなどで広告を表示しないようにしている人は結構な数が居ます(私見では、中高年層で尚且つネットを使いこなしている人に多い)。
調査報告:インターネット広告は63%の人に無視されている - TechCrunch
さて、企業が運営しているメディアから個人ブログまで、右上のバナー広告は、最早定番の配置と言っても良いと思います。定番化してるってことは、効果が高い証拠じゃね?って考え方も当然あると思いますが、僕はここに1つの疑問が残ります。
2.定番化してるからこそ避けられる危険性
定番化してるということは、ユーザーの多くは、その位置は広告が掲載されていると認識しているということでもあります。
ユーザーがそのサイトに訪れた理由は、当然コンテンツの中身にあるはずです。
つまり、広告だと分かってる広告なんて最初から見ないんじゃね?ってことです。
もちろん右カラム最上段という位置は、嫌でも目に入る位置ですが、恐らくチラッと見えても完全に無視されてる場合がほとんどだと思うんです。
なので、あまりクリックされない位置にアドセンスを貼るよりも、SNSの登録ボタンや、サイトに来てくれたユーザーに見て欲しいお勧め記事などを掲載しておいた方が実は合理的なんじゃないか?と感じています。
3.最も効果の高い広告の位置はどこなのか?
僕がよく見ているブログの1つにENJIさんという方が運営しているENJIOUTというブログがあります。
彼は1PVで1円以上の収益をあげていると言っているにわかには信じ難い程の凄腕アフィリエイターでもあるのですが、そんな彼がこちらの記事で紹介していることを参考にすると、1番クリックされるのは記事中の広告とのこと。
スマホサイトの重要性なども説いてますので、アドセンス広告に興味のある方は一見の価値ありです。
ちなみにWordPressユーザーに大人気のStingerというテンプレートの製作者としても有名なENJIさんですが、WordPressサイトに右上アドセンスが多いのは、Stingerにデフォルトでアドセンスを貼る専用スペースがあるのも一因でしょうね。
やはり、彼の影響力は半端じゃないです。
4.広告は見られてこそ意味がある
記事中の広告の効果が高い理由の1つとして、ユーザーがしっかり見てくれていることが挙げられると思います。
ユーザーはコンテンツを見に来ている為、その途中にある広告は嫌でも目に入ります。
スマホ広告の効果が高いのも、スマホの画面では横いっぱいに広告が表示される為に、ユーザーの視界に入りやすいのが1つの理由ではないかと考えています。
後は、スマホだと誤クリックもPCに比べると多少増えるかもしれませんね。
まとめ
広告がクリックされる為には、その広告が見られないといけないわけですが、ユーザーが広告をしっかり見るという点において、記事中にある広告は現状最強なのではないでしょうか?
あれ?右上が定番化したから無視されるんでしょ?じゃあ記事中の広告も定番化したら無視されるんじゃね?と思った人も居るからもしれませんが、記事中の広告にはユーザーが注視するコンテンツに挟まれているという強みがあります。
もちろん記事中に広告を貼ったところで全員がしっかり見てくれるということは無いでしょうが、少なからず効果が高く、最も合理的なのは間違いないと思われます。
そう考えると、ユーザーにしっかり読まれる質の高い記事を書くことは、広告収入の点からも重要なのではないでしょうか?
僕は、サイトを作って成果型のアフィリエイトをしているので、あまりアドセンスには詳しくないのですが、アフィリエイターの端くれとしてこれからはアドセンスも勉強していきたいですね。
ちなみにこのブログでは、現状アフィリエイトのことはほとんど気にしていません。
いや、Amazonアフィやってるじゃねーか!と思った方も居るかもしれませんが、そもそも見る人がほぼ居ませんからね。
今の僕は、稼ぐならターゲットを絞ったサイトを作って成果型が1番かなと思っています。
それでは失礼します。