就活失敗の底辺が教える就活準備のススメ
あれ?大学って遊ぶところじゃね?って思って就活までの3年間ろくに勉強もせずに女の子と遊んだりバイト、サークルばかりしてる人。
間違いなく死にます
まあ僕のことなんですけどね…
少なくとも就活では人並み以上に苦労することになるでしょう。
ちなみに僕は就活に失敗し、底辺を突き抜け地面を顔面で掘り進む羽目になりました…
正確には飲食、ホテルというブラックと言われる業界の中でも選りすぐりのブラック2社から見事内定を獲得していたのですが、これは誰でも通ったと思うのでノーカンです。
特に
- コミュニケーション能力に自信が無い
- 大学時代はバイトかサークルばかり
- あれ?大学って4年遊んでから就職するとこじゃね?
っていう学生は是非参考にして下さい。
いや、本当に気を付けないとマジで僕みたいになりますからー
はい。本当に洒落になりませんからね?
photo by Dick Thomas Johnson
1.しっかりと勉強すること
ん?んん??
いや、大学は遊ぶところだろ?
確かに大学時代は遊ぶことも大切が、ここで僕が言う勉強とは、何も大学の講義を全て優にしろとかそういうことではありません。
何か1つ興味を持って勉強したことを作りましょうということです。
例えば講義で学んだマーケティングを自分自身でより深くまで掘り下げて勉強した。
その知識を使ってインターネットでビジネスをした経験がある。など
1番簡単なところでゼミの研究テーマなどが良いかもしれません。
講義に興味が持てないという人も、就活用にゼミの研究テーマについてぐらいは分かり易く人に説明出来るようになっておきましょう。
なんでこんなつまらないことを言うのか?
それは、
就活の際、エントリーシートや面接で聞かれる頻度が高いからです。
Q.「あなたは大学で何を学びましたか?」
A.「はい。僕は大学では何も学びませんでしたが、毎日アルバイトに精を出し、自らお金を稼ぐことの大切さを学びました。」
さすがにこんなことは言いませんでしたが、
大学生活で何をしてきたか?という質問は志望動機と並び、面接の際に十中八九聞かれる質問です。
ここでアルバイトやサークルと答えても良いのですが、出来れば1つぐらい学生らしく勉強に関するアピールポイントを持っておきたいものです。
何も用意してないと僕みたいにどこに行ってもアルバイトとしか答えられなくなるから注意して下さい。
2.単位をしっかり取ること
はい。当たり前だと思った方。恐らくあなたは優秀です。
ちなみに僕は4年の時もバリバリ後期まで週5で大学に通ってました(笑)
数撃てば当たるとか言いますけど、単位が足りてないと数撃てませんからね。
僕みたいにならない為にも3年までに必要な単位はしっかり取っておきましょう。
別に全部可でも大丈夫です。(多分)
とにかく就活に時間が割けないという事態だけは避けないといけません。
クズの就活は数撃つことがとても大切です。(普通の人でもそれなりに大切でしょうが…)
3.現実を見ること
昔ほど学歴が重視されなくなってきたとはいえ、やはり学歴の壁は未だ大きいと考えた方が良いでしょう。
僕らのような学生がテレビ局に入って年収1000万稼ぐんだ!とか夢を見ていると必ず痛い目を見ます。
落ちこぼれには落ちこぼれの戦い方がありますし、エリートと同じところで戦いを挑んでも間違いなく返り討ちです。
まずは、自らの現実を直視し、戦い方を決めなくてはなりません。
3-1. 大手総合職は無理なので諦める
僕たちのような三流大学の学生に誰もが夢見る大手企業が枠を設けてくれると思いますか?
答えは、ほぼNOです。
もちろん例外はありますが、大手の総合職はハッキリ言って無理だと考えて下さい。
あなたの周りにも現実を知らずに「○○受けてみるわー」、「○○に取り敢えずES出しといた」「○○の説明会予約しといたわ」とか誰もが知ってる一流企業の名前ばかり挙げる人が居ませんか?
僕の友達にそんな奴が居ましたが、平気で大手マスコミを受けて、当たり前のように全部落とされていました。
何処の企業を受けるかは、もちろんあなたの自由です。
ただし、旧帝、早慶以上が受けるような企業を受けても当たり前のように落ちるだけです。
誰もが知ってるような大手企業に就職したい気持ちは分かりますが、残念ながら時間の無駄で終わるケースがほとんどです。
3-2. 大手現業職は受ける価値アリ
現業職とはつまり運転手や設備保安員などの現場で働く職種のことです。
僕の大学で1番人気だったのはJRや大手私鉄の駅員、運転手の採用枠でしたが、これらは誰もが知っているような大手企業でありながら、僕らのような三流大学生も大勢採用して下さる有難い存在です。
これらの採用枠は別名高卒枠とも呼ばれており、昔は主に高卒が採用される職種だったのですが、近年その枠が大卒まで拡大し、僕らのような落ちこぼれが拾われるという構造です。
寧ろこれらの枠にエリート階級の人間は来ませんので、僕らの為の救済枠と考えるべきです。
現業職と言えど、そこはやはり大手ですので、給料は総合職に比べると当然劣りますが、福利厚生その他は大手水準であり、安定と待遇だけを重視する場合は中小企業とは比べ物になりません。
しかしここで1つ大きな問題があります…
実は倍率がメチャメチャ高いんですよ…
それも当然、三流大学生にとっては貴重な大手の枠ですし、上を見るとMARCHまで平気で身売りをしてくるのが実情です。
採用される人数も非常に多いのですが、それ以上に受験希望者が余りにも多い為、中々厳しい戦いになるでしょう。
ただし、上にも書いてありますが、
受ける価値は大アリです。
関東の大学生であれば、JRや私鉄、その他インフラ関係などなど現業職の採用枠は意外と多いので片っ端から受けるのをお勧めします。
落ちてもそれは勉強だと割り切りましょう。
受けねば受かるものも受かりません。
やりたいことが無い、ブラックは嫌だ、中小企業とかありえないとか言ってる不良債権の方々は説明会だけでも全参加推奨です。
4.筆記対策は一応しておくこと
ハッキリ言って筆記は多少SPI関連を勉強すれば簡単に突破出来ます。
注)あくまで底辺大学生が受ける程度の企業の話です。
推薦入学、AO入学などで高校時代から全く勉強しなかったとか言う人でしたら多少しっかりと対策する必要があるかもしれませんけどね。
まあ大企業の就職試験のように大勢の人が受ける試験の場合のみですが、少し本格的に対策が必要かもしれません。
企業によって採用テストが違う場合がよくありますが、その辺は就活本やネットに情報がありますので調べれば問題ありません。
ちなみにどの程度のレベルの問題が出るかと言うと、恐らく誰もが知っているインフラ系の大手企業現業職の筆記試験の話ですが、二桁、三桁程度の足し算、引き算、掛け算、割り算などを時間内にどれだけ多く解けるか・・・とか。
もう数学じゃなくて算数なんですけどね。
ちなみに筆記は軽く突破しましたが、一次面接を突破して、その後の人事面接で祈られました(笑)
この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている 2016年度版
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5.面接対策をすること
就活の中で最も大切なのは面接だと言っても過言ではありません。
人手不足で誰でもウェルカムな危ない企業でも筆記無しはあっても面接無しはありません。
それぐらい面接は大切なのですが、この面接が苦手という方が非常に多いです。
この点はエリート大学生でも多くの人が当てはまるかもしれませんね。
5-1. 面接対策本を一冊程度は読んでおく
これは人によって意見が変わる部分かもしれません。
反対派の意見としては、面接本を読むことによって受け答えが不自然になるといったものがあります。
よく本に書いてあることとして「論理的に答える」というものがあります。
「このような理由でこのようになりました。」とかそういうことですね。
実際に論理的な受け答えは非常に役に立ちます。
しかし、付け焼刃で実践することによって会話に不自然さが生まれては元も子もありません。
普段の会話で思うままに適当に話している学生が、面接でいきなり論理的に物事を説明しようとするのは逆効果の場合があります。
それでも僕がお勧めする理由としては、知識として知っておくと有益なことが多いからです。
例えば、企業が本当に聞きたいことは”志望動機と学生時代にやったこと”だとか。
説明する際には”結論を先に答えてから理由を説明するようにすると良い”とか。
この辺はググれば出てくるような基本的なことですが、一点だけ重視する箇所を覚えておけば本を読むことはマイナスにならないはずです。
それは、
面接官と就活生は会話をしている
ということです。
え?と思った方に説明すると、面接はあくまで人間同士の会話によって成り立っているので、会話として不自然になるような受け答えはやめましょうということです。
面接する立場になった僕が気になった例では、論理的に話そうとするあまり「なぜなら」を連発する学生。
なぜならって普段聞き慣れませんよね?
本を読んでるとそれなりに見かけたりもしますが、少なくとも会話で連発は避けるべきでしょう。
真面目に対策して来たんだということは非常に良く伝わるのですが、あまりにも型にハマった話し方をすると、まるで機械と話しているかのような印象を持たれてしまうので注意が必要です。
なので、あくまで”会話”を意識することが重要で、本から学ぶ知識はその点を考慮した上で活かしていくことで最大限活用することが出来ます。
5-2. 就職課、就職セミナーを利用する
面接が苦手という人は大体自分で覚えがあると思います。
自分が面接が苦手だと感じた場合、本番の面接前に大学の就職課や就職セミナーに参加し、模擬面接を沢山経験しておくべきです。
もちろん面倒だと思う気持ちも分かります。
しかし、ただでさえ緊張しがちな就職面接、当然一発勝負なわけで、本番にあたふたしてるようでは赤信号点灯です。
いや、本番であたふたしたらもう事故ってますよね、完全に。
こうならない為にも、多少の面倒を我慢してでも模擬面接での練習は絶対にしておきましょう。
5-3. 中小企業で場数を踏む
面接というのは誰でもある程度場数を踏むにつれて上手くなります。
何処の企業でも面接の際に聞くようなことがある程度似たり寄ったりであることもポイントですが、経験を重ねるにつれて明らかに緊張が緩和するなどの効果が見込めます。
中小企業と指定した理由としては、
- 比較的筆記の突破が簡単で面接の練習がしやすい。
- 企業によってはそもそも筆記が無い。
- 本命は大企業なのでその前に練習したい。
- もしかしたら内定が貰えて滑り止めになるかもしれない。
以上の理由が挙げられます。
問題としては、一般的に大企業の採用試験の後に中小企業の採用試験が始まることが多いということです。
しかし、4月頃から始まる大企業の採用試験より更に前から試験を行っている中小企業も結構あるので、リクナビやマイナビで確認して積極的に試験を受けていきましょう。
あくまで目的は面接の練習です。
運良く内定が獲得出来れば、今後の余裕にも繋がりますので非常にお勧めです。
まとめ
上の方でも説明しましたが、僕みたいな三流大学(代ゼミ偏差値50半ば)の人が受けるような企業には、最高でMARCHクラスと戦う必要があると考えて良いでしょう。
僕の友達のM大卒の人によれば、MARCHは大手総合職には学歴が足りず、現業職に身を落とすのはプライドが邪魔する何とも微妙なポジションらしいです。
まあ僕のような人間にはそれでも雲の上の人達なんですけどね…
ここまで簡単に紹介しましたが、本当はもっといろいろありますし、ちょっとササッと書きすぎた部分もあるので後日時間のある時に修正、加筆などをするかもしれません。
ちょっと今はブログに慣れたい時期だったりするので、便所の落書き程度の記事だと思ってお許し下さい。
それでは失礼します。