非エリートの日常

学歴なし、就職失敗、非正規、ニートも経験した非エリートがそれでも豊かに暮らす為に試行錯誤するブログです。

オリジナリティが無くても役立つブログ記事を書く方法

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インターネットの普及に伴い、誰でも簡単に大量の情報を入手出来るようになりました。

このような時代に僕らブロガーが記事を書いても、多くの場合誰かが似たような内容を書いていますよね。

誰かが似たようなことを書いている中で、ユーザーに支持されるような記事を書くにはどうすれば良いのか?

今回もアフィリエイター視点からのブログ考察になりますが、何かの参考になれば幸いです。

photo by Mark Hunter

一般人がオリジナリティで勝負しても消耗するだけ

上で書いたように、インターネットには無数の情報があります。そんな中で僕らがオリジナリティで勝負するのは無理があります。

あなたのブログが日々の日記であればオリジナルに限りなく近いかもしれませんが、役立つ情報を読者に提供したいと考えた場合、大体他の誰が既に同じようなことを書いているという事態に遭遇するはずです。

僕がアフィリエイトのノウハウを紹介しても、僕のノウハウ自体が他の人の知識を基にしているため、ほぼ確実に似たようなことが既に言われているという状態に陥るわけです。

読者にとって未知の情報を提供出来る人は当然重宝されます。しかし、そんなことが出来るのは第一線で活躍している専門家ぐらいになってしまいます。

僕のような素人がアフィリエイトについて語ろうと、SEOについて語ろうと、それを職業にしているような方々のノウハウには遠く及びません。

こんなことに四苦八苦したところで結局は既にある良質な記事の劣化版が量産されるだけで、読者も僕も全く得をしない展開になってしまいます。

このことから、僕はオリジナリティに走るのではなく、既存の情報に別の付加価値を付け加えることで読者に有用な記事になるようにするべきだと考えています。

※誤解の無いように説明しておくと、他の人の記事をパクって加筆するということではありません。あくまで情報が既に出回っているものでも構わないということです。

有用な記事とは役立つ情報が得られる記事である

役立つ情報というのは、読者が探している情報、それと読者に新しい気付きを与える情報です。

新作ゲームソフトの発売日を知りたい人は、メーカーのサイトに行けば探している情報をまず間違い無く入手出来ます。

読者の質問に答えを提供することが出来れば、それは役に立つ情報だということが出来るでしょう。

答えを提供する記事は供給過多

こんな感じで僕らのブログも読者に何らかの情報を提供しているわけですが、ここで問題になるのは読者の探している答えに幅が無いことです。

例えば、筋トレをして腹筋を割る方法が知りたいとします。グーグルで「腹筋を割る方法」と検索すると、約42万5千件ヒットします。でも、腹筋を割る方法がそんなにあるとは思えませんよね?

大体、筋トレの仕方、食事管理、有酸素運動などが何処のサイトにも書かれています。検索結果の1ページ目以降はほとんど見られないと言われていますが、似たような情報しか載ってないことを分かっているのですから当たり前です。仮に42万5千件全てに全く違う方法が書かれていれば2ページ目から先を見る人も増えるかもしれません。

ほぼ決まりきった答えに対して42万5千もヒットしたところで仕方ありません。形こそ違えど、みんなが同じような情報を伝えようとしているので、検索上位に表示されるサイト以外は、どれだけ分かりやすい記事を書いても埋もれてしまうのです。

ただ、埋もれてしまうのは仕方ありません。これはSEOなどの問題もありますし、重要なのは自分の記事を読んでくれた読者に対して何か差別化された情報を提供出来るか?です。

ここで他のサイトと同じように答えを提供するだけでは、本当の意味で埋もれてしまいますよね。

では、どうすれば良いのか?

読者に新しい気付きを与える

新しい気付きと言うと、まだ誰も書いていないようなことを書かなければいけないと思われるかもしれませんが、上の方で言っているようにそれはかなり難しいです。

例えば、筋トレの仕方、食事管理、有酸素運動までは他のサイトと同じようなことを説明していたとして、「体脂肪率●%以下で腹筋が割れていない方は筋トレを重視した方が良い」と新しい情報が書かれていれば、当然読者には有用ですよね。

このように読者が既知の情報がメインでも+αで役立つ情報が提供出来れば良いのですが、それも中々難しい…

じゃあどうすれば良いんだよ?

答えを提供しつつ代案を提案する

そこで考えたのが提案営業のように読者が興味を持ちそうな情報をこちらから提供する方法です。

例えば、「ブログ アドセンス」で検索してきた人が居るとします。

ブログアドセンスに興味のある人は、アフィリエイトで稼ぐことに興味があると推測することが出来ます。

そこで、ブログでアドセンスをして収入を得るためにはこうすれば良いなど、読者が求めている答えを提供しつつ、「ブログで稼ぎたいならアドセンスだけじゃなくて成果型アフィリエイトもやった方が良いよ」と読者の興味を考慮した提案をするわけです。

これはその記事の中で提案しても構いませんし、内部リンクで他の記事に誘導しても良いと思います。

結果的にブログのPVは伸びますし、読者も新しい情報を知ることが出来てWINWINの関係が築かれます。

ポイントは、その記事を読む人は何に興味があるのかを広い視野で考えることです。

尚、この方法を実践するためには、ある程度ブログのテーマを絞って関連記事を書き続ける必要があります。内部リンクを貼るにしても自分のブログに関連記事が無くてはどうすることも出来ませんからね。

まとめ

僕は、既にありふれた情報しか提供出来なくても、考え方次第で読者に有用な記事を提供することは可能だと思います。

読者に答えを提供するだけなら僕のような無知な人間が書いた記事は不要でしょう。そういったことは僕より詳しい人が既に通った道です。

僕のようなブロガーが出来ることは、読者に新たな気付きを与え、読者の興味を広げることのような気がしています。

相変わらず完全にアフィリエイト知識からの派生ですね。

それでは失礼します。

読ませるブログ (ベスト新書)

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